<Header>
<Author: 杜甫>
<Title: 春望>
<Format: 五言律詩>
<Year: 2000>
<BookName: 校注唐詩解釈辞典>
<Translator: 松浦友久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 春望（しゅんぼう）>
<BookPage: 335-338>
<UsedPage: 4>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
國破山河在，
城春草木深。
感時花濺淚，
恨別鳥驚心。
烽火連三月，
家書抵萬金。
白頭搔更短，
渾欲不勝簪。
<End Poem>
<Translation>
国は崩壊し、山河のみが以前と変わらずに存在している。こと長安も春になれば、草や木が昨春までと同じように青々と生い茂る。世相を痛ましく思うあまり、咲く花をみても涙がこぼれ、妻子との生き別れを思いわずらうあまり、鳥のねをきいても胸が引き裂かれる。
戦いののろしは少しも収まる気配が無く、もう何ヶ月にもわたって続き、妻からのたよりはいっこうに配達されず、もしも届いたならば巨万の富に相当するありがたみを覚えるだろう。
わが白髪は掻くほどにどんどん抜け落ちてうすくなり、もはやとうていかんざしをさせそうにない。
<End Translation>
<Formatted Translation>
国は崩壊し、山河のみが以前と変わらずに存在している。
こと長安も春になれば、草や木が昨春までと同じように青々と生い茂る。
世相を痛ましく思うあまり、咲く花をみても涙がこぼれ、妻子との生き別れを思いわずらうあまり、
鳥のねをきいても胸が引き裂かれる。
戦いののろしは少しも収まる気配が無く、もう何ヶ月にもわたって続き、
妻からのたよりはいっこうに配達されず、もしも届いたならば巨万の富に相当するありがたみを覚えるだろう。
わが白髪は掻くほどにどんどん抜け落ちてうすくなり、
もはやとうていかんざしをさせそうにない。
<End Formatted Translation>